兵庫県泌尿器科医会は、泌尿器科診療に従事する開業医と勤務医の集まりとして1980年（昭和55年）に133名の会員で設立されました。現在は320名の会員を擁する組織になり、2020年には設立40周年を迎えます。 本会は泌尿器科に関する知識の向上、保険診療のあり方、会員相互の親睦を目的としています。また、兵庫県医師会の分科医会として、兵庫県内の泌尿器科医療の向上と普及を通じて県民の福祉に寄与することも目的としています。 　設立当時は泌尿器科の認知度はまだまだ低かったようです。当医会では市民公開講座の開催や新聞紙上・ラジオ放送での健康相談などを通じて泌尿器科疾患についての情報提供を行ってきました。しかし、残念なことに患者さんにとってはまだまだ敷居が高い診療科と思われているようです。
　2012年、皆さまの健康にお役立ていただくためにホームページを立ち上げました。「こんな症状があったら」、「こんな時どうしたら」など泌尿器科疾患についての情報、当医会が共催、後援する市民公開講座のご案内を掲載しています。内容は適宜最新のものに更新し、充実させていきますので、ご利用ください。
　また、地域医療、在宅医療の観点から安心して泌尿器科医の診療を受けていただけるよう、病診（病院-診療所）連携、病病（病院-病院）連携および診診（診療所-診療所）連携の強化を図る準備をしています。当医会会員が所属する医療機関を地域別に病院・診療所リストとして掲載していますので、是非お役立てください。